ishiyamania’s diary

石山城のブログ

4連覇を逃した吉田選手に思う、本当に大事なゴールとは。

明確な目標をもってまい進する人は、たしかに人としてとても立派で尊敬に値するけれど、たとえばレスリングの吉田選手は、今回4連覇したら本当にハッピーだったんだろうか?…なんて、ふと考える。

 


4連覇を達成したら次は5連覇で、また、ボクらの知らない国内大会やアジアの大会などもあるのだろうし…、で、結局、『彼女はいったい何勝すればハッピーになれるのだろうか? 』という素朴な疑問も湧いてくる。

 


彼女の本当の境涯を知ることなんてボクにはできないけれど、でも、一般人のボクらだって通じる部分はあるんだと、ハタとひらめく。

 


それは、ボクらは目標を立ててそこに向かって日々まい進してるわけだけど、その先には、そして続けていったらどうなるのか? ってことを考えたりすることは、もっともっと大事なことじゃないかと。

 


またそれは同時に、『私には明確な目標もないんですよ…』とお嘆きの、迷える子羊ちゃんなあなただって、《その先》が本当の目標(ゴール)だとしたのなら、前者とたいして変わらないから安心してよ、とも思える。

 


目標というものは、得てして、明確であればあるだけ、努力もしやすいし、全力で取り組みやすいものだけれど、と同時に、『もし達成できなかったら?』という喪失感と絶望感もある。

 

いわゆる《燃え尽き症候群》ね。 さらに厄介なのは、これは結果の成否にかかわらずに来るってことだ。 ボクも何度も経験ある。


そういう人は次の明確な目標ができるまで、死人のような、もぬけの殻になりがちなのも経験済み(笑)


ということで、長くなったけど、《その先》…の大きな、そして、ゆる〜い目標の方が100倍大事だぜって話し。

 


そして最後に、『じゃお前はどーなんだよ?』っていうブーメラン対策として(笑)、ぼくの場合を紹介する。

 

ボクは『自分の興味のあることに携われて、今日のご飯が食べられて、帰る家があれば、それで良い』っていう超シンプルなものにしています。


そして、『その結果、誰かがハッピーになってくれたのなら、尚、ラッキー』っていう、ゆる〜い目標。

 

 

あと、『期待はするけどアテにはしない』、『人生、笑うために生まれてきた』…ぐらいかな。